手帳術・時間術の本

ジブン手帳を作った佐久間英彰さんの『速攻で仕事をする人の手帳のワザ』を読んだ感想

速攻で仕事をする人の手帳のワザ

ジブン手帳の制作者として知られている佐久間英彰さんの著書『速攻で仕事をする人の手帳のワザ 効率UP!ドタキャンなし! 』を読みました。

手帳術の本をいろいろと持っていますが、この本はかゆいところに手が届く内容で、手帳と書くときに生じる疑問点が次々に解決されてクリアになりました。

見開き1ページに1つずつのノウハウがになるようにまとめられているので、手帳術の辞書のような感じです。

ノウハウが細分化されていて、1つごとのハードルが低いので、手軽に試せる内容が多いと思います。


スポンサーリンク





この本を読んだきっかけは?

速攻で仕事をする人の手帳のワザ

ジブン手帳のガイドブックを買ったときに、「この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています」のところに登場していて気になっていた本です。

新品でも手に入る本ですが、お手頃価格な中古本が出ていたのでそちらを購入しました。

2014年初版の本で、バーチカルタイプの手帳を使っている方にはぴったりな内容です。

もくじをチェック

第1章 やっぱり紙の手帳!編
第2章 手帳は選べ!編
第3章 スケジュールの書き方編
第4章 プロジェクト管理編
第5章 メモ編
第6章 徹底活用編
第7章 人生編
第8章 手帳周り術編

佐久間英彰さんの手帳術本レビュー

第1~8章のなかには10個前後のノウハウがまとめられています。

この本の中ではTipsと呼ばれていて、見開き1ページ(半分が文章、もう半分がイラスト)になっていて、手帳を書いて、続けるためのヒントがたくさん詰まっていました。

その中から特に印象の残ったものをピックアップしてみます。

レフト式よりバーチカル式

レフト式手帳からバーチカル手帳に移って、さらにいい手帳を探していてジブン手帳にたどり着いた私。バーチカルの良さを実感しているのて、私もバーチカル一押しです。

ジブン手帳についてはこちらで紹介しています。

ジブン手帳2019年

 予約していた2019年ジブン手帳Bizが届きました!私の使い方とあわせてレビューします

マンスリーとウィークリーの割り切った使い分け

この本の著者である佐久間さんはマンスリーよりウィークリー重視タイプ。

「マンスリーに書いたけど、ウィークリーに書き忘れて予定をすっぽかした」なんていう事態になるぐらいなら、無理してマンスリーを使わなくてもいいというわけです。

私も参考にしている「さとうめぐみサンの手帳術」ではマンスリーとウィークリーを連動させていて、重複して書くことがたくさん出てきます。この使い方も納得する点が多いのですが、忙しいときにはうまくいかない経験をしました。

忙しい時には佐久間さん式の合理的な方法、考え方も参考になります。

 さとうめぐみ著『手帳という武器をカバンにしのばせよう』を読んだ感想 

予定は矢印、結果は枠で囲むだけ

ジブン手帳のガイドブックでも紹介されている技です。ジブン手帳用には囲むためのテンプレートまであります。

私はライフログ(結果)を重視してジブン手帳を記入しているので、予定の段階では付箋をつかっています。

自分だけの記号を作ってみる

すでに取り入れている内容でしたが、参考になりました。打ち合せを「打」と書いておいて、「打ち上げ」と間違えたとう笑い話もあって、略しすぎには注意です(笑)。

私の場合は矢印をよく使います。「→」は継続中、「↑」は完了を表します。文字だけの中に記号が入ると小さな文字で書いても見やすくなる点が気に入っています。

TODO管理とスケージュール管理が違う理由

こういうところまで深く考えて分けているのが佐久間さんのすごいところだと思います。同じ次元に収まるレベルではなく、物差しが違うんですって。


スポンサーリンク





メモ帳の使い方をすっきり納得!

私は手帳とメモ帳を使い分けています。「手帳に書くまえにメモ帳に書いて頭の中を整理する」という感じでメモ帳を使い始めました。

メモ帳を使ってみてメリット・デメリットを感じることがあったのですが、佐久間さんの考え方でクリアになりました。

メモ術だけの本を読んでも解決できないことあって、やはり手帳とメモ帳はセットなんですよね。

メモ術について参考になったTips名をあげておきます。

手帳には大切なアイデアやメモは書かない
集約するノートと濃縮するノートをつくる
思い出せないメモに価値はない
ノートの中の情報を速攻で見つける方法

私のメモ帳の使い方はこちらで紹介しています。

 1冊のメモ帳に情報の一元化!手帳とメモ帳を使い分けるメリット・デメリットは?

ジブン手帳を使いこなすために

ジブン手帳1年目の時に何も書かないで終わったしまったページが出てきてしまいました。それが「○○リスト」というページです。

お気に入りの言葉
おすすめリスト
本リスト
映画リスト
もらったものリスト
プレゼントしたものリスト
約束したことリスト

たくさんのリストがあって、正直なところ「書くのが面倒だな」と思っていたのです。

この本を読んだら、なぜこのようなリストページを作ったのかという佐久間さんの思いを知ることができました。

2年目からは「お気に入りの言葉」と「本リスト」を記入して活用しています。

まとめ

ジブン手帳ガイドブックと一緒に

ジブン手帳を使い始めて2年目。ジブン手帳公式ガイドブックも持っているので重複する部分も多いと思ったのですが、とても参考になる内容ばかりでした。

やっぱりジブン手帳を使っているなら一度は読んでおくべきだと思いました。もちろんジブン手帳ユーザー以外の方にもおすすめです。

他の方の手帳術を読んで疑問に思ったことや、手帳を使っていて気になっていることが、すっきりと解決する内容になっています。