手帳好きな40代子育て主婦 emiko です。
さとうめぐみサンの『手帳という武器をカバンにしのばせよう』を読みました。
さとうめぐみサンは手帳術の本を多数出して、5色ペンを活用した手帳術を参考にしています。
今回読んだ本は私が参考にしている「5色ペンの手帳術」の本よりも後に書かれたもので、ビジネス寄りの内容になっていました。
参考になった点や感想を紹介したいと思います。
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この本を読んだきっかけは?
前々から読みたいなと思っていた本が、月980円のキンドル読み放題(Kindle unlimited)の対象になりました。2018年9月にさっそくダウンロードして読むことに。
読み放題になる本は入れ替わるので、1か月後に有料になってしまうことも。10冊までキープできるので、気になったらすぐにダウンロードしておきます。
私が持っている『願いをかなえる手帳術』と『魔法の5色ペン手帳術』は乙女チックな感じです。それに比べると、中経出版から出ているだけあって、男性の方やビジネスパーソンに対応できる内容になっていると思います。
手帳セラピストさとうめぐみサンの手帳術本!5色ペンで願いを叶える
女性向けに書かれた本もビジネスパーソン向けに書かれた本も、内容には矛盾ありません。ビジネスパーソン向けの方がよりシンプルになっている点が好感持てました。
この本の目次(CONTENTS)をチェック
基本ルール(手帳・ペンの選び方など)
第1章 自分を守る 自在に使える時間は手帳で手に入れる
第2章 アイデアを増やす(手帳でムダな情報を減らし、アイデアを増やす)
第3章 探す時間をなくす(持ち物を整理し、お金を増やすには)
第4章 やりたい事を叶える(「気持ち」を書き込むと手帳がよちパワーアップする)
第5章 人間関係を味方につける(手帳は人間関係を解決する武器にもなる)
手帳という武器とは?
今回の本は題名が印象的だなと思っていたのですが、表紙だけでも作者からの強いメッセージが感じられます。
1冊の手帖に情報を集約するだけで
1 探し物の時間がなくなる
2 自分の時間が守れる
3 夢がかなう
「しないことリスト」は自分の身を守る盾になる
1行書くだけで、デスク周りがすっきり片付く
手帳を整理すると、人間関係も整理できる
女性向けの本では「夢がかなう」に焦点が当たっていましたが、今回はより実用的かつ実践的なメッセージです。
あとがきを読んでさらに納得しました。仕事のし過ぎで「過労死」がクローズアップされる現代にこそ「武器=手帳」が必要とのこと。
子育て主婦の私にとっては挑戦的なメッセージに感じられます。
フルタイムで働く会社員とまったく同じ質とは言えませんが、家事や子育てに追われる主婦も忙しいものです。私にも参考になる点は多いはず。
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『手帳という武器をカバンにしのばせよう』のレビュー
この本を読んで参考になったところを紹介していきます。
さとうめぐみサンの手帳術の本は複数持っているので、共通するところは簡単に。この本オリジナルな所やあらためて納得したところをメインにしますね。
手帳の選び方は?
これは他の本でも繰り返し書かれていることなのですが、改めて納得してしまいました。小さすぎても書ききれないし、大きすぎても持て余してしまうということです。
私も1日1ページの手帳を使っていた時にはスカスカになってしまうことが多くて、かえってモチベーションが下がる結果となりました。たくさん書ければいいというわけではないのです。
A6(文庫本サイズ)、B6、A5サイズの手帳が引き合いに出されています。各著書を総合的に判断すると、最初に使うならB6サイズがおすすめのようです。
マンスリーとウィークリーがそろった手帳で、ウィークリーはバーチカルがお勧めというのも、さとうめぐみサンの手帳術の共通点です。
4色ペンを使う
この本では4色ペンで書くことをお勧めしています。どこでも買えるというのがその理由です。
緑:プライベート
赤:健康・重要事項
黒:雑事
さとうめぐみサンの他の著書では5色ペンなんです。5色から4色になった時になくったのは「オレンジ」。オレンジは「夢に関する行動」を書くのに使われます。
オレンジ色を使うことがさとうめぐみサンの手帳術のキモだと思っていたのに、あっさり4色になっていたので軽くショックを受けました(苦笑)。
確かに、オレンジ色が入った5色ペンって見当たりませんし、すぐには買えません。私はムック本の付録で手に入れましたがオレンジがほぼ茶色で好きな発色ではありませんでした。
色にこだわってしまうと、スタイルフィットのように自分でインク色を選べるペンになるので、割高になってしまいます。5色から4色になったおかげで取り組みやすくなったと思います。
マンスリーとウィークリーの使い分けは?
さとうめぐみサンの手帳術を忠実に真似すると、手帳のそこかしこに目標をたくさん書かなければならなくなります(苦笑)。さとうめぐみサン独自の「1週間未来宣言」なども目標のようなものですし。
私の場合、目標やTODOリストの境目があいまいになってしまうことが多い! どちらも似たような内容になってしまうのです。
結果、マンスリーにもウィークリーにも同じようなことを書くことになってしまって面倒だなと思っていました。
この本ではマンスリーとウィークリーの使い分けをしっかりと示しています。
ウィークリー:自分のの約束を中心
この考え方が基本にあるだけでも、マンスリーとウィークリーを書くときの二度手間な感じがなくなると思います。
プチノートを手帳にセットする
この本ではアイデアやひらめきを増やしてくれるプチノートを手帳にはさむことをお勧めしています。
私はメモ帳を別に持つようにしていますが、手帳に挟み込むというのがポイントです。
手帳にはさみやすい薄いメモ帳なら100円ショップでも手に入ります。
手帳と一緒に使いたい100円ショップのオシャレなメモ帳【100均ノート2018】
これはジブン手帳と共通するアイデアです。ジブン手帳では「IDEA」という方眼ノートをセットで使いますから。
ジブン手帳のメモ帳IDEAの代りになる100円ノート~セリアのスリムノート~
ライフ「リセントメモ」は罫線入り。ミシン目付き。
ダイゴー「エレガントカスタム」は無地ノート。ミシン目付き。
10冊セットしか見つかりませんでした。
プチノートは「1日1ページ」使うのが基本です。それほど詳しく書かれていませんが、手帳にはメモ帳が不可欠なんだなと再確認しました。
手帳とノートは一緒に雑誌で特集されるぐらい密接です。
新しい自分が見つかる手帳&ノート術(日経ウーマン別冊)を読んだ感想
書類整理や洋服管理にも手帳を活用する
この本の第3章は「 探し物をなくす~ 持ち物を整理して、お金を増やすには~」はうんうんと納得する内容でした。さとうめぐみサンの手帳術の中では目新しく感じました。
書類を整理してデスク周りをすっきりさせる方法として6回の整理タイムが紹介されています。
6回の整理タイム
1週間に1回
1カ月に1回
3カ月に1回
半年に1回
1年に1回
会社でも1カ月・四半期(3カ月)・半期(6カ月)・年間と、それぞれで売り上げや目標を出したりしますよね。
当たり前のことですが、自宅で仕事をする私は、改めて納得してしまいました。専用の部屋ではなくてリビングの作り付け机で仕事をしているので書類整理が目下の悩みなのです。
手帳で洋服を整理するタイミングをマンスリーのTODOリストにあらかじめ書くことはすぐに取り入れています。
まとめ
さとうめぐみサンの本は3冊目です。本のコンセプトは違っても、内容は重複する部分も多くなります。複数の本を読むことによって、別の角度から理解を深められるのはメリットだと思いました。
さとうめぐみサンの手帳術では「前向きな目標」をたくさん書かなけれなりません
。あっちにもこっちにもといった感じなので、毎日続けるのは大変なのです。前向きになれないときもありますし(苦笑)。
すべてを真似することは出来ませんでしたが、マンスリーのTODOの使い方やぷ「プチ内観」など自分の気持ちを書くことは取り入れています。
マンスリーやウィークリーの具体的な書き方(記入例)がどの本にもカラーで掲載されている点も分かりやすくていいと思いました。
さとうめぐみサンの手帳術を試した感想はこちらでも紹介しています。
さとうめぐみサンの「5色ペンの使い方」と「願いをかなえる手帳術」を試した感想
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