手帳

あな吉流手帳術を試してみた結果は?失敗の原因を検証【メリット・デメリット】

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私があな吉さん流の手帳術に出会ったのは2012年のことです。レフィルを替えるなど試行錯誤を繰り返しましたが2014年の途中で挫折してしまいました(苦笑)。

出会ったときに感動した手帳術でしたので、そのエッセンスはしっかりと取り入れさせてもらっています。

なぜ私があな吉流手帳術に失敗してしまったのかを検証して、これからの手帳術に生かしたいと思います。


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手帳の大きさと厚みがネックに!A5サイズでは持ち歩きできない

まず最初にネックになったのは手帳の大きさです。A5サイズの6穴バインダーを使います。

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最初に買ったのは価格の安いプラ製の物でした。厚みがあって使いにくかったのでリング径の小さな薄い物に買い換えました。

↓ 角が丸くなったせいかとても使いやすくなりました。

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購入したバインダー等についてはこちらで詳しく書いています。

>> あな吉さんの手帳術の準備【購入品】~バインダー・レフィル・穴開けパンチ~

それでも持ち歩くには大きかったのでマンスリーだけを100均セリアの手帳にして分冊することに。

↓ 内側のポケットに文庫本サイズのマンスリーを入れていました。

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このコンパクトなマンスリー手帳は2016年もリピ買いしています。

>> 2016年の手帳は?文庫本サイズの10月始まりマンスリー・月間ダイアリー【100均セリア】

あな吉流手帳術では情報の一元化をするためにバインダー式のファイルを使っています。学校のお知らせプリントも携帯パンチで穴を開けてその場でファイリングするのがおすすめだそうです。

それなのにマンスリーを分冊した時点であな吉流手帳術の良さが半減してしまったと言えるかも。

A5サイズの手帳はそれまでも使っていました。いろいろ書き込めるので自宅で手帳を付ける機会が多い私にはピッタリだと思っていたのに。普段のノートもA5サイズを選ぶことが多かったので、まさかA5サイズに泣くことになろうとは。

あな吉流でも同じA5サイズですが、厚みとリングには最後まで慣れませんでした。私は真ん中にリングがあると気になってしまいます。そういえば学生の頃からルーズリーフは苦手でした。メモ帳もリングタイプは選びません。

結局、A5サイズ、厚みと真ん中のリング、この3点が合わさって、使いにくいと感じてしまったようです。


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フセン(付箋)に書き出すことが苦手&面倒に

あな吉流手帳術ではフセン使いが大切な要素になります。

まずはバーチカルタイプのレフィルに合わせてフセンを小さくしてしまったのが失敗でした。

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フセンについてはこちらで詳しく書いています。

>> 使いやすい付箋(フセン)の大きさは?小さすぎて失敗【あな吉手帳術】

フセンにやることリストを書くためには、ある程度やりたいことが整理して細分化してからになります。これもネックでした。

私は漠然とした思いつきを書き残しておきたいことがよくあって、その場合には大きなフセンにメモしておくことに。その大きなフセンを見ながら、一つ一つの作業を細分化したフセンを書くという手順です。

あの小さな紙に分かりやすく書くというのは文才が必要なのではないかと(苦笑)。

すぐにフセンに書けないことが多かったのは、あな吉流手帳が続かなかった原因の一つだと思います。

あな吉流手帳は基本が大切!アレンジしすぎに注意が必要

あな吉さんの手帳術の本には、上手に使えていないユーザーの手帳を、あな吉さんがお直しするコーナーがあります。

やはり上手に使いこなすにはアレンジをせずに基本に戻ることが大切なようです。私はすぐに自分流にやってしまいたくなるタイプ。

この性格が災いしたかな?と感じています。カスタマイズ好き!アレンジ好き!な方は要注意です。

私の場合は、マンスリーを別冊にしてしまった、週間レフィルのバーチカルにこだわった、フセンを小さくしすぎた、この3点のアレンジが失敗した原因でしょうね。

あな吉流手帳術の良さはオリジナルな手帳になるという要素も大きいので、私のように基本を守れない方は多そうです(笑)。

あな吉流手帳術は未来目線!私は見直して反省するライフログ(過去目線)も重視しています

あな吉流の手帳術は「これからの時間をいかに上手に使っていくか」とうことに特化しています。フセンに書いたやることリストは実行できたら捨ててしまい達成感を味わうそうです。

私はそのときに何をしたかを残しておきたかったので、フセンは捨てずに貼っておいたままにしておきました。フセンの粘着力は弱いですし、フセンも小さいので、そのうちパラパラと剥がれてなくなってしまいます。

その頃、さとうめぐみサンの手帳術の本も参考にしていて、1日を3行で振り返る文を手帳に書き留めたりしていました。

その前に一度実践した「ライフログ」の良さも実感していいなとおもったり。

ライフログについてはこちらに書いています。

 奥野宣之著『人生は1冊のノートにまとめなさい』を読んで実践した感想

あな吉流手帳術も将来の夢を書いたりコラージュしたりすることを勧めています。ライフログの要素もあるのですが、デイリーページにその日の結果が残らないという点は物足りないと感じました。

私とっては過去目線(ライフログ)の要素がもっと必要だったようです。

最大の難関は「手帳を見る習慣づけ」でした

「手帳を見る習慣づけ」はあな吉流の手帳術だけでなくすべての手帳術に共通の問題です。

小さな子供がいるとゆっくり書き物をする時間が取れません。赤ちゃんのうちはいいのですが、1~3歳にかけては難しいですよね。

料理をしながら見れるようにキッチンに持っていったり、子供の手が届かない出窓に手帳を開いておいたりと、いろいろな工夫をしました。

わが家には子供が3人いますから性格もそれぞれ。長男は私が持っている物を奪い取ってグチャグチャにしてしまうので、起きているときには手帳なんて書けませんでした。届かないところにおいても果敢にチャレンジしますからね。

長女は私が手帳を書いていると、隣でお絵かきしてくれるようなタイプ。手帳を書くことはできますが、目を離すと私の手帳に落書きをしてしまうの(笑)。破いたりはしないけど、汚されるのは覚悟ですね。

次女は長男と同じヤンチャ系ですが、「ママがやっていることも気になるけど、お兄ちゃんやお姉ちゃんがやっていることはもっと気になる!」ようです。私に執着せずに、あっちこっちで遊んでいるので手帳をつけることは可能です。

手帳を見る習慣づけに、一番の方法は「何でもいいから書く」ということ。真っ白な手帳が、文字や付箋で埋まっていくと、チョッとした充実感が生まれます。手帳に命が吹き込まれた感じです。

手帳を開くのが楽しくなればこっちのものですよね。

手帳を見る習慣をつけるためにはライフスタイルに合った手帳を選ぶことが大切。女性は結婚、出産と状況が大きく変わりますから、その時々で違う方法にチャレンジすることになります。

あな吉流手帳術は主婦目線の手帳術ですし、主婦の時間管理や手帳の必要性を教えてくれました。そして手帳を書く楽しさを思い出させてくれたきっかけにもなりました。

私は失敗してしまいましたが、なんとなくモヤモヤとしながら家事や子育てをしている方にとっては、手帳術の本を超えて、いい読み物だと思います。

私の感想はこちら。

 あな吉さんの主婦のための幸せを呼ぶ!手帳術を読んだ感想


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