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『丁寧に暮らしている暇はないけれど』一田憲子著を読んだ感想

丁寧に暮らしている暇はないけれど

ずっと気になっていた本を図書館で見つけました。

一田憲子さんの『丁寧に暮らしている暇はないけれど』です。

パラパラっと中身を見て程よく年を重ねた落ち着いた色合いの写真に惹かれて借りることにしました。


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著者の一田憲子さんとは?

一田憲子さん著書

題名からは「忙しい方なのかな」という感じがしますね。

副題には「時間をかけずに日々を豊かに楽しむ知恵」とあって、仕事をしながらも日常の暮らしも楽しんでいる方です。

完璧すぎず、落ち着いた魅力のある方だなと感じました。編集者・ライターさんでたくさんの著書があります。

今回読んだ『丁寧に暮らしている暇はないけれど』はレビューも多くて評価も高かったです。初版は2018年3月。

それからファッション誌も手掛けています。

この雑誌は季節ごとに出ていますね。春夏号と秋冬号があったので年2回かな。ファッション雑誌は毎月出るものが多いですが、年2回ぐらいが大人になると(年を重ねると)ちょうどよさそうです。

私のブックレビュー

毎月雑誌に連載しているかのような、小さなエッセイがまとめられています。どこから読んでも大丈夫なので、部分的に読み返すのも楽しいと思います。

気になったところをいくつかピックアップ。


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ごみの日にゴミ箱を拭く

一田さんは「意思」や「やる気」で続けるのは無理というタイプなんですって。暮らしの中で無意識に続けられる「流れ」組み込むことができると続けられるそう。

ごみの日にゴミ袋を外したらついでに掃除をするというのが続けられるコツだったようです。

昔は頑張ればできていたのに、「頑張る力が出てこないな」と思うことが増えてきました。40代になってからは特にです。

一田さんのように無理なく続ける方法というのを意識してみようと思います。

おかずは大皿に盛りつける

わが家は5人家族なので大皿に出したほうが楽ちんです。一田さんも「大きすぎるかな?と思うぐらい大きな器を選ぶ」そうです。

そして取り分け用のサーバーを添えるそう。私も大きなスプーンが欲しくなりました。

程よく物欲が刺激されて、ウキウキしてきました。

同じショップで素敵なディナープレートも発見。

シンプルライフというと「物欲をいかに抑えるか」というイメージが強いですよね。

シンプルライフに憧れつつも、物欲というのは暮らしのエネルギーでもあると思うので、程よい物欲は歓迎したいと思っています(笑)。

アクセサリーは本物をカジュアルに

またまた物欲がそそられた話。ジョージ・ジェンセンのアクセサリー。気になってすぐに楽天で検索してしまいました(笑)。

ヒットしたのはタオルばかり。

やっと見つけました。う~ん?私の好みとは違うようです。

一田さんも若いころにはシンプル過ぎて魅力が分からなかったそうですよ。少しずつ好みが変わっていくのは自分でも実感があります。あと数年後には感じ方が変わっている可能性あり。

デンマークのブランドだそうです。実物を見る機会があったらいいな。

落ち着いた趣のある写真が素敵

一田さんは古い日本家屋(賃貸)にお住まいです。古いキッチンだけど清潔に整えられている写真が印象的でした。

この本に使われている写真はどれも濃い茶色の印象です。見ていて落ちつく色合いで、木の魅力を感じました。

片付けは徹底してやるタイプではないらしく、引き出しの中は詰め込んであるだけといった写真もあって、温かみも感じます。

他にも「バッグの中身置き場をつくる」や「消毒エタノールを使う」ことなど真似したいことがありました。

まとめ

丁寧に暮らしている暇はないけれど

子供の夏休みの宿題のために、自由研究や読書感想文の本を借りに行ったついでに、私も気になる本を何冊か借りてきました。

久しぶりの図書館だったので読みたい本がいくつもあって絞り込むのに苦労しました。

期限内に返すのが大変なので最近は月980円のキンドルアンリミテッド(Kindle unlimited)を図書館代わりにしています。

この本の写真の良さは、タブレットよりも実際の本のほうが伝わったと思います。図書館やKindle unlimitedで読んだ本はハズレだったのしてもがっかり感が少ないで気軽に楽しめるのが魅力です。

がっかりしない代わりにシビアな感想も持ちにくいのですが、この本は自分で買ったとしても満足しただろうなと思えました。手元に置いておきたい魅力があります。

楽天ブックスにも取り扱いあり。

 丁寧に暮らしている暇はないけれど。 時間をかけずに日々を豊かに楽しむ知恵 [ 一田 憲子 ]


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