図書館で借りてきた本です。実は何度も借りています(笑)。
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片づけと断捨離のはじめの一歩を踏み出したくなる本
「リバウンドしない整理術で片づけ下手から脱却しましょう」こんな書き出しからはじまります。
片づけや収納、断捨離の本はたくさんありますが、この本を読むと段階を経て時間をかけて自分や持ち物を見つめ直したくなります。
「これを読んだらすぐ片付く!」という即効性はありませんし、急激な変化も強要していません。
実際の下駄箱収納の写真も1998年の物から始まり、2003年から2010年までの変化が紹介されています。10年以上のスパンですよね。
こうやって常に何度も自分に問いかけながら、物との付き合いは続いていくのだと実感します。片付けた後にどう維持していくかを考えさせられますね。
捨てるのが苦手な昭和な母タイプな私にもしっくりくる断捨離
私は物を捨てるのが苦手で、「いつか使えるかも」と思って空き箱やハギレを捨てられないタイプ。そんな片づけベタな人を「昭和の母」タイプと称して読んでいた本があったのですが、いいネーミングだと思っています。
そんな昭和の母タイプの私にもしっくりきたのがこの著書の断捨離方法。
こちらもクローゼットの写真が1998年から2010年まで段階を経て紹介されています。
手放すか残すかを迷ったときは、ガムテープに「迷い中 2010.3~」などと大きめに書いて目立つ袖口に貼っておくのです。クローゼットの奥にしまい込むのではなく、見えるところに置いておく。「視覚に訴えながら時間をかけ、迷っている自分の心と対話しましょう」こう記されています。
なんとものんびりですが、私にはこれくらいが丁度いいと感じました。
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残すと決めたら徹底してつきあう!古着をリサイクルする知恵
巻末の方に古着をリサイクル例が紹介されています。私も服を捨てるときはハギレにして取っておくことがあります。まさに昭和の母タイプなんです。
著者の土井さんも同じタイプのようで、、着物を洋服にリメイクしたり、捨てる洋服を分解してハギレとして残しておいたりしています。
でも私のようにそれがあふれて引き出しケースがパンパン!にはなっていません。持ちすぎないようにする基準や捨てる基準がしっかりと決まっていているからなんでしょうね。
土井さんは私と同じように、ハギレを使ってリメイク品を作るようなタイプなのに、キチンと整理整頓されて快適に暮らしています。阪神大震災を経験して、家中の物が散乱するということも体験されています。
裏表紙には「ごちゃごちゃと上手に決別する技術」とあります。
収納用品をすべて買い換えてずら~っと並べて美しい収納にしたい方や、大きな断捨離して劇的に変化したい方には物足りないかもしれません。私のように捨てるのが苦手だけど、はじめの一歩を踏み出したいという方にはおすすめな本です。
自分の生活にどう生かす?
私は捨てるのが苦手。でも、片づけや収納方法を考えるのは大好き。片付けてもすぐにリバウンドして散らかってしまうということ繰り返しています。
「自分にとっての大切が何かを、考えるシステムをつくり習慣づける」
私の場合、後でまとめてやろうとするかリバウンドになるのです。リバウンドすると罪悪感が生まれます。
少しずつ片付けてキレイな状態をキープする。罪悪感を感じる手前で小まめにやる。そういうシステムが必要なんですね。
わが家には押し入れと同じ奥行きのある幅115cmくらい(4尺半)の収納庫があります。何でもとりあえずそこに入れてしまうので、この収納庫が一杯になると、リビングが乱れてくるのです。
私は何でも後でやろうと先送りするクセがあります。キチンとやりたいと思うから時間があるときにやりたいと思ってしまうようです。
こういう正確なので「毎週日曜日は収納庫を整理整頓する日」とやる日を決めてシステム化するといいのでは?と思っています。なぜ日曜日かというと、翌日月曜日がゴミの日だから。
日曜日の午後は意外とダラダラと過ごしていることが多いので、片づけの30分ぐらいは生み出せそうです。まずは実践してみます!
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