整理収納の本・雑誌

丁寧な暮らしのヒント!「家事がしやすい部屋づくり」を読んだ感想

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整理収納コンサルタントの本多さおりさんの「家事がしやすい部屋づくり」を図書館で借りてきました。

ご自身の自宅だけではなく、コンサルタントしたお客様のお宅の事例も紹介されていて読み応えがありました。


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本多さんの魅力は新しい物と古い物が融合している所

本多さんのご自宅は古い集合住宅、築40数年の2Kの社宅だそうです。最新のシステムキッチンではないし、収納スペースに恵まれている分けでもありません。

古い家なのに清潔感があって、狭いはずなのにすっきりと片付いています。生活感が程よくあるのも好感がもてました。

無印良品のアイテムを使ったシステマチックな収納と家の古い建具などの濃い茶色がうまくマッチしている点も不思議。

本多さん自身もナチュラルな雰囲気のある方で、とても自然体で無理のない生活ぶりが感じられます。

家事がしやすければ、キレイな状態が続く

本の題名は「家事がしやすい部屋づくり」。家事がしやすいというのは暮らしやすいということ。無理なく、部屋を片付いた状態に出来るように工夫がされています。

私は片づけや収納を考えるのが大好き。でも片付けてもすぐリバウンドしてしまうという悩みを抱えています。この本では他の片づけ本よりも「片付けた後にどう維持していくか?」というヒントがたくさん詰め込まれているように感じます。

片づけも収納も家事も、連動しているんですよね。紹介している掃除方法などもハードルが低くてすぐに真似できる感じです。


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情報や時間の管理方法も参考になります

手帳術や時間管理にも興味がある私。情報や時間が管理できていないと気持ちがモヤモヤしたり、気持ちだけせわしなくなってしまいます。

そうなってしまうのは、手帳を書くのを後回しにしたり、子供達の保育園や学校のプリント整理を後回しにするから。

「キレイに手帳に書きたい、完璧にファイリングしたい!」こんな中途半端な完璧主義が後回しにする原因です。

本多さんは書類の一時置き場を作っています。これは私もすぐに真似しました。その後の書類の行き先もクリアファイルに入れる物、ファイリングする物と住所がはっきりしています。これも真似する予定。

本の中ではページ数の少ない特集でしたが、私にはとても参考になりました。

毎日を丁寧に暮らすヒント

丁寧に暮らすというと「料理に手間を掛ける」「掃除に時間を掛ける」など、時間をかけることを想像してしまいます。でも、この本にあるのは家事の手間をいかに少なくするか?という視点です。

何でも几帳面にやろうとすると、私のように「後でまとめてやろう」となってしまいがちです。この「後でまとめて」というスタイルは子供が出来てから無理があると実感しています。

「後で」がいつになってもやってこないのです。家事がしやすい導線や方法を考えて、「後でやろう」となってしまうことを分解して今できるようにする工夫がひつようなんでしょうね。

私が考えていた丁寧な暮らしというの間違いだったのかもしれないな。もっと身近なことだったのかもしれないな。そんなヒントをいただきました。

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>> 家事がしやすい部屋づくり

この本がとてもしっくりきたので、本多さんの最初の著書も読んでみたくなりました。

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