自分の子には絵本をいっぱい読み聞かせしようと思っていました。
親としては子供には本が大好きな子に育って欲しいと願いますよね。私自身が本を読むのが好きななので、子供と一緒に絵本を読むのを楽しみにしていたのです。
そんな私にもとに生まれてきたのは元気いっぱいの男の子。絵本の読み聞かせどころではありません。
子育ては思い通りにいかないことばかりですね。わが家の絵本の読み聞かせ事情を紹介します。
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本が好きな子と苦手な子~わが家の場合~
わが家には子供が3人いますから、それぞれ個性があっておもしろいです。2人目、3人目と子育て経験を重ねるごとににいろいろな気づきがあります。
子供が本を読むか読まないかとも一つの個性ですね。
1人目は元気な男の子!じっとしていられません
わが家には子供が3人いますが、長男は幼いときから絵本の読み聞かせが出来ないタイプ。何しろじっとしていられないのです。
同じ年の子が集まる子育て支援室にいくと本の読みきかせの時間があります。うちの子は最初だけは何とか座っていられるのですが、すぐに動きはじめてしまいます。他のお友達はじっと座っているのに。
20人くらい集まると2~3人はうちの子のような落ち着きがないタイプがいるようです。同じく元気な男の子を持つママと「どうしたら絵本を読み聞かせ出来るかしら?」とよく相談したものでした。
自宅でも一生懸命、読み聞かせをやってみるのですが、絵本をビリビリ破ってしまうことも多くって。結局は、絵本はしまい込んでいる状態に(苦笑)。
1人目の育児の時は理想が先行してしまいがちです。「絵本をたくさん読み聞かせしたほうがいい」と思いつつも、現実には全くできていない自分にガッカリしたものです。
2人目は絵本好き!同じ本をエンドレスなんです
3才差で生まれた2人目の長女は、長男に比べると落ち着いたタイプ。絵本の読み聞かせも難なく成功しました。
1人目の時の苦労は何だったのでしょう(笑)。
最初は喜んで絵本を読んであげていたのですが、ある程度読むと私も満足してしまいました。つまり飽きたんですね、私が(苦笑)。
だって、同じ本を何度も何度もエンドレスなんです!
最初にはまったのは「さる・るるる」
「さる・くる」「さる・のる」「さる・のる」・・・とひたすら続く、かわいいおさるサンと言葉のテンポが印象的な絵本です。
この手の本を何度も何度も読むのって本当に苦痛だと思いませんか?
1人目の長男は元気いっぱいのままで手がかかるし、3人目の次女も生まれたので、絵本の読み聞かせをする時間を取るのも一苦労。
本好きな子も結構面倒だなと思ってしまったのでした。
子供のためと自分のためが混同してしまって、母親というのは自分勝手な生き物ですね(笑)。
5才になった今でも困ったタイミングで絵本を読んで!と頼んできます。隣でお兄ちゃんは宿題の音読をしているし、妹は暴れているし、この状況で読
むの?って感じです。
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3人目は長男と保育園にお任せ!
3人目の次女はただいま2歳半。絵本の読み聞かせには絶好の時期です。
どちらかというと長男に似た元気いっぱいの性格なのですが、長男よりはじっと座っていられるタイプみたい。
3人の子育ては忙しいのでのんびり「絵本の読み聞かせ」はできません。「子供に絵本をいっぱい読んであげたい」という気持ちは長女の時に満足してしまったし(笑)。
兄弟がいると家では楽しいことばかりですから、他の遊びに夢中。私が絵本を読む機会はとても少ない状況です。
しかし、3番目は保育園に通っているので、たくさん絵本を読んでもらっているようです。助かります!お迎えに行くとじっと静かに聞いている様子が見られます。
保育園にも助けられていますが、長男も「絵本の読み聞かせ」に一役かっています。本が苦手な長男が妹達に「絵本の読み聞かせ」てをしてくれるのです。
「学校ごっご」遊びの延長なのかしら。本を読んでもらうのはイヤだけど、本を読んであげるのは楽しいらしい。それならなぜ音読の宿題はやらないんだ!っと不思議ですけどね。
絵本のページは飛ばすし、読み間違えだらけ、最後には内容はでたらめな創作になってしまいますが、妹達はじっと聞いています。
とはいっても、気分屋長男の「絵本読み聞かせ会」は不定期開催なので、3番目の絵本読み聞かせは保育園に頼りっぱなしです。
絵本の読み聞かせ~理想と現実~
本を読んでいるのはわが家のファンキーなメルちゃんです。
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私は子供の頃から本が好きだったようです。保育園で絵本の貸し出しをしていたので、本を借りては母親に絵本をたくさん読んでもらいました。
そういえばうちの母は雑誌すらほとんど読まないな、と気づきまして、つい先日聞いてみたのです。
そして驚愕の事実が!
母は絵本の読み聞かせは苦手だったみたい。出来ればやりたくなかったそう。でも、私が読んでくれっとせがむし、保育園が本を読ませるよう運動をしていて絵本をかりなければならない状況で。
苦手だったけどがんばって読み聞かせをしたそうです。本当につらかったとはなしてくれました(苦笑)。
「絵本の読み聞かせ」を楽しむためには、親も子供も両方が本好きであることが一番のようですね。
本が苦手な長男は小2になった今、音読の宿題と算数の文章問題が大の苦手。「絵本の読みきかせ」が出来なかったこととつながっていそうです。
母親として絵本の読み聞かせはあきらめてしまいましたが、音読の宿題はあきらめるわけにはいかず。日々親子で苦労している最中なのでした。
参考 子供に宿題をやらせるのって大変!音読が苦手な小2男子への対応法
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