手帳術・時間術の本

中公武義著『100円ノート「超」メモ術』を読んだ感想~アイデア用ノート術~

A6ノート

手帳術やノート術に関心がある40代主婦です。中公武義さんが書いた『100円ノート「超」メモ術』を読みました。

私は手帳と一緒にメモ帳も使っているので、メモ術(ノート術)にも非常に興味があります。自分の手帳やメモ帳の使い方に取り入れたい点もあったので、感想をまとめておこうと思います。


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100円ノート「超」メモ術とは?

100円ノート『超』メモ術』はブログで紹介されていた内容を書籍化したものです。自分のひらめきを記録する方法として開発したものです。

アマゾンのレビュー数も多く、評価も高くなっています。私はKindle unlimitedの対象になっていたので気軽にダウンロードしたのですが、本当に「目から鱗が落ちる!」内容でした。

本の中でも試行錯誤した末の、シンプルなメモ術だということは繰り返し出てきます。

時に天から授かるヒラメキを活かしたいと思い、アイデアをいつでもどんなときでも記録できるメモ帳(とその使い方を探し求めてきたのです。(中略)じつに多くの実験と挫折を繰り返した後に、ようやくたどり着いたのが、この「超」メモ術というわけです。

こんなに簡単な方法で、驚くような効果を生み出す「超」メモ術には、発明者である私も驚いています。それより、いまとなっては、なぜこんな簡単なことに気づかなかったのかと、不思議に思うぐらいです。

具体的はメモの仕方は?

「内容を詳しく書きすぎるとこれから本を読む方の楽しみがなくなってしまそう」と思って、簡略化して紹介しようと思ったのですが困った事態になりました。

ざっくり書くだけでも伝わってしまうぐらい、シンプルなメモ術なのです(苦笑)。

 
1. メモは内容にとらわれずに、時系列に前ページから書いていく。

2. 後から見つけやすいようにインデックスをつける。

この2点に集約できます。

著者の中公さんが使っているのはA6サイズのノートです。私が普段使っているのと同じメモ帳サイズなので親しみやすい!本の中ではツバメノートも紹介されていました。

特にノートのメーカーにこだわらなくても大丈夫なメモ術ですが、罫線が際までひかれているタイプが向いているそうです。


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自分で試してみた感想は?

超メモ術活用例

セリアで買った3冊100円のA6判メモ帳(文庫本サイズ)で試してみました。表紙の角(下)をチョキン!

書き終わったページの角も切り落としていくと、すぐに新しいページが開ける仕組みです。

でも、私の性格的には角を切るのは面倒だし、ハサミでキレイに切り取りたいタイプなので出先で続けるのは難しそうだと感じました。

最後のページは目次(インデックス)に使います。

超メモ術実践例

なんでも1冊のノートに書いていくので、目的のページを探しやすいように、インデックス(項目名)を付けていきます。この作業があるのでノートの罫線は端まである方が便利なのです。

残念ながらセリアのノートは5mmほど余白があるタイプでした。普段使っているコクヨのメモ帳は余白1mmくらいなので、そちらのほうが向いていますね。

著者の中公さんは黒ボールペンを使っているので、インデックスも黒一色ですが、私は試しにカラーペンで色分けして書いてみました。

最後に裏表紙に細工をします。

セリアノート裏表紙切込み

こちらもすぐにインデックスページが開けるように切り取ります。私は可愛らしくなるように半円に切り取りましたが、本の中では台形に切り取ることをお勧めしています。

こちらのアイデアは裏表紙がすぐにめくれて実用的な方法だと思いました。

今までも1冊にまとめるノート術を試したことがありますが、どこに何を書いたのか探しにくくなることがネックでした。このインデックスを付けるというアイデアをそれを瞬時にできるようにする工夫は、応用範囲が広そうです。

手帳に応用している方を発見

手帳A5無地ノートの本

中公さんのメモ術を自分の手帳にうまくとりれいている方の本も一緒に読みました。電子書籍でしか出ていませんが2018年4月現在でKindle unlimitedの対象になっています。

『手帳をA5無地ノートにしてみた仕事がうまくいくようになった』という本です。

こちらは手帳に応用した例になります。無地ノート(方眼ノート)に十字線を入れて予定を書き込んでいく方法で、実にシンプル。最後のページをインデックスにして目的のページを探し出せるようにしています。

インスタでにぎわっているバレットジャーナルほど書き込みする必要がないので、忙しいビジネスマンにおすすめの手帳術でした。

まとめ

このメモ術は思い浮かんだアイデアを瞬時に書き留めるためのものです。

多色ボールペンを使うと、芯を出すときに色を選ぶという作業が生じてアイデアが逃げてしまうかもしれません。中公さんはすぐに書きておきたいので、ボールペンも黒一色というこだわりなのです。

私はメモには「黒・赤・シャープペン」の多機能ペンを使っています。三菱のジェットストリームでなめらかさを重視して選びました。

ジェットストリーム

確かにノックするときには色を探していますが、不自由を感じたことはないなぁ。

アイデアを出すことを仕事にしている方は、「思いついたことがすぐに書き留める」のは重要です。アイデアが逃げてしまう感覚を味わった方は多いと思います。夜見た夢と同じで記憶があいまいになりますよね。

この本の内容はとてもシンプルですが、応用範囲の広いメモ術だと思います。

2018年4月現在、Kindle unlimitedの対象から外れているので、ダウンロードした本をそのまま保存しておくべきかどうか迷っています。

10冊までライブラリーに入れておけますが、いつもパンパンです。電子書籍でも断捨離するものを選び出すのは大変!捨てるのが苦手なことを実感中。アマゾンで安い中古本を買っておこうかな。


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