2016/03/10

初節句のほろ苦い思い出●端午の節句【五月人形・兜・鎧】

1人目(長男)の初節句は、私にとってはほろ苦い思い出です。

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↑ これはわが家のおひなさま。後で兜の写真をとって差し替え予定。

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長男の初節句はどうする?五月人形や兜はいるの?

わが家はとても小さな家です。1階は倉庫で、2階が住まいになっています。夫の両親が住む家の隣にあった倉庫を住まいにリフォームして暮らしています。田舎にはよくあるパターンです。

わが家の長男は夫の両親にとっては久しぶりの孫になります。初孫ではありませんが、内孫ということもあり、とてもかわいがってくれています。

長男の初節句のときに、五月人形(兜・鎧・こいのぼり)などについて、夫に相談しました。夫も私もあまり初節句にはこだわりがなく、「家も狭いことだし、特別に何か買ったりする必要はないのでは」という考えでまとまりました。

夫によると、夫の両親は人付き合いやしきたりなどあまり気にするタイプではないから大丈夫とのこと。確かに隣に住む夫の両親は、物に執着することなくシンプルライフを送っていています。家も物が少なく片ついていてきれいです。

親戚づきあいや人づきあいも苦手なようで、なにをするのでも夫婦2人。仲良く暮らしています。

私の実家の母は初節句のことをとても気にしていたの。「自分が用意しなければならないのでは?」と何度か相談されました。私の母は1人暮らしで、パートをしながら細々と暮らしています。私は実家の母に「何も用意しなくても大丈夫」と伝えてしまいました。

家も小さいし飾るスペースも保管する場所もない。あまり、五月人形や兜飾りには興味がなかったこともあり、初節句は何も買わずに、お祝い事もしないことで、夫婦の間では了解していたのです。

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急遽、5月3日に兜飾りを買うことになりました

私には直接なにもありませんでしたが、夫の両親は夫に「兜ぐらい用意したらどうか?」と言ってきたようです。夫も迷ったようで、私に相談してきました。

夫は自分の両親に言われたことなので、非難されたとは感じていない様子。「兜でも買うか」と気楽に言ってくるの。

私の方はといえば、もうパニックです。夫のように、夫の両親の言葉を素直に受け取れません。

「私の実家が用意すべきなのに、何も送ってよこさない」と思われているのでは?
「私は常識やしきたりをしらない、ダメな嫁だ」なんて思われいるのでは?

そういうネガティブな考えばかりになってしまったのです。

さらに、夫は気軽に「兜でも買うか」と言ってきますが、急に兜を買うお金を用立てるのも大変です。いくらくらいするのか調べるとピンキリですが、10万円は用意しておいたほうがよさそうなの。直前になって10万円の買い物って、心積もりができませんでした。

それでも、夫も買うといっているし、夫の両親の意見も受け入れたい。急遽、端午の節句の直前5月3日に兜飾りを買いに出かることに。

私としては夫の両親の希望をもっとリサーチしたかったのですが、夫の方はあまり気にしていない様子で・・・。私たち夫婦で兜を見に行って、夫の選んだものを買ってきました。

問屋さんを教えてもらったので、とても良心的な値段で買えました。小さな家に飾れるように、ケースに入った小ぶりのものを選んで、6万円ほどで購入。兜飾り代は急なことだったの自分のへそくりから用立てました。

兜飾りを買ってくると、夫の両親がわが家まで見に来ました。夫の母が「ずいぶん小さいのを買ってきたのね」というと、夫は「ここに置きたいから、サイズを測って買ってきたんだ」と答えます。

夫にとってはたわいのない会話でしたが、私には「ずいぶん小さいのを買ってきたのね」はチクっと心に刺さりました。もっと立派なものを買ったほうがよかったのだろうか?ってね。

でも、選んだのは夫です。夫は自分の母親に言われたことはなにも気にしてなさそう。

夫の母は、兜代の足しにしてと、3万円ほどお金を夫に渡してくれました。夫は気軽に受け取っていましたが、私の方はといえば、「私の実家からは何もないのはまずいのでは?」って、さらにチクチクっと心が痛むことに。

こどもの日当日。何かお祝い事をしなくてもいいの?

夫の両親は兜飾りを買うように言ってくるぐらいだから、なにかお祝い事をしたほうがいいのでは?と夫に相談しました。すると、夫は「うちの親はその手のことは苦手だし、気にしないから大丈夫」という答えが返ってきます。

私は心の中で「気にしないって言ったのに、兜飾りは急に買うことになったじゃない」って思ってしまいます。何もしないことに不安を感じるのです。

せめて、柏餅でも買ってこようかと提案すると、夫の答えは「オレはあんこが苦手。柏餅は食べたくない」ですって(苦笑)。

夫はそんな感じで何もするつもりがないのです。私は1人で和菓子屋さんへ行き、柏餅の詰め合わせを買って、夫の両親の家へお届けしました。

それが私にできる精一杯でした。なんだか、そわそわした気持ちで過ごした5月5日。チクチクと心が痛い、初節句になってしまったのです。

今ではほろ苦い初節句の思い出に

そんなチクチク心の痛い初節句を過ごした翌日のことです。

素敵な初節句を過ごしたブログを読んで落ち込んだことを思い出しました。有名デパートで買った、わが家よりも大きな兜飾りでした。お名前入りのプレート付。実家のお母様と一緒に選びに行って、買ってもらったそうです。

そして、実家のお母様と手分けして作った豪華な料理で自宅マンションでお祝いをして、夫のご両親をご招待していました。

私には夢のようなブログの内容でした。私があこがれていた光景がそこにはありました。心の痛みがチクチクチクっと大きくなりました。

ブログやフェイスブックでは、素敵な初節句の話題があふれています。私も幸せそうなブログを読むのは、幸せのおすそ分けをいただけたようで楽しみにしています。

でも、中には私のようにチクチクっとした心の痛い初節句の思い出をもつ方もいるかもしれません。そう思って、久しぶりに昔のことを思い出だしてこの記事を書きました。

そんな、チクチク心が痛かった初節句もずいぶん昔のできことになり、長男は小学生です。

この件でもそうですが、夫の両親との関係を築く上で学んだのは、「夫の言うことを鵜呑みにしてはいけない」ということです(苦笑)。うちの夫って、何にも分かってない。そう思うことの連続でした。

夫の情報はあてになりません。鵜呑みにしてはいけません。もっと嫁としてがんばらないといけなかったのよ。今となっては遅いのですが。

あの頃のことを思うと、「私にはもっと何かができたのではないか?」そう、後悔が残る結果に。

※この話は、次に生まれた長女の初節句「おひなさま」をめぐる話へ続きます。

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